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骨折・・・その8 2回目の骨折 part 5 2年以上前のことですからね  [健康 CIDP闘病 リハビリ など]

車いすについての少し続き・・・もう一度1枚電動ユニット付き車いすのphotoから

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 この2年前の骨折入院のさらに4年前、都の障害者福祉センターで運転免許試験のようなの(屋内屋外、路上も)を受け、処方箋作ってもらい、作成した電動車いすでした。試験は線上をたどって蛇行、狭いドア通過、加速減速、歩道安全走行、交差点・信号・段差、坂、ヒトと共走などだったかな。「電動」なのは握力弱く、症状の「易疲労」もあるのか、手漕ぎ足こぎのみでは疲労がすぐくるので、仕事にエネルギー使えなくなるのを防ぐため、職場のビルの長い廊下の移動が目的。骨折前のその当時は短距離移動は車いすと同時に片ロフストランドクラッチでした。

 さて、3月になる頃、4月退院の目途をつけ自宅での生活に支障が無いか、間取り、要所の寸法を測り、必要な福祉器具や住宅改造を検討することになった。

 検討、推進には私、家族、OTさん、PTさん、医師先生、看護師さん、病院医療福祉連携室のソーシャルワーカーさん、在住東京都区の地域福祉課の担当の方が相互に連絡を取り合いながらあたっていただいた。具体的には私の家の間取りと生活動線チェック、必要な寸法計測を私と家族が携帯で連絡を取りながらOTさんと行った。玄関出入りの幅、段差、周囲の家具の配置、洗面・脱衣所、風呂場、トイレ、リビング、寝室…図面を基に段差解消スロープ(取り外し可のもの)、歩行器(4キャスター付、杖のみの移動はリスク高いと判断され)、シャワーキャリー(歩行器以外の室内安全移動方法)。

リハビリは「頑張ってらしたが、ひやひやしてた」こなせてない(PTさん談)

 退院直前に振り返って言われたことですが100%リハビリ予定はこなせておらず、自由な歩行ができない、階段などの上下が自然にできない一番の危うさの原因は「感覚障害もあるための運動失調」の様です。 自分でも、足がどこにいっているのか、おろしているのか判らない。足がどこに位置しているのか判らない。目で見ていても足が階段の思わぬところに行ってしまう。 もう、既に、この骨折より前に、車は手動アクセル・ブレーキ補助装置付け、限定免許に変更してましたが、アクセルとブレーキのカン、慣れた踏みかえがしづらい状態と言えば一番解かりやすい説明になりますか。

車の運転と通勤事情

 さらにその手動補助装置ですが、左手で操作するため、基本ハンドルはノブの補助を付け、片手でクルクル回さなければならない。ホーン、ウインカーも左手指先の動きが必要。「や、やばい、区の補助受け改造、運輸局パスしたのにもう自分で運転できない…早すぎる。。。」。後付改造できる補助装置のメーカーの工場まで家内が片道2時間かけて持ち込み、本人も家族も仕事に休みが取れないため超特急で設えた車でありました。

 退院後さらに改造したとしても、認められた駐車場から、職場建屋までのアクセス、建屋内の更なる改造等を検討、交渉、理解を得るまで、ほとんどすべてを自分で、未処理の仕事あるいは当然課せられる通常業務とともに定時内残業0でこなさなければならない。

 が、もう、欠勤日数もないわけです。「骨折」で何かが、なにかを推して・押してくれてる。また、次回へ。時代は50年以上前の大惨事や2011.3.11のことも。


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johncomeback

ご訪問&nice ありがとうございます。
過去記事を時間をかけて拝見させていただきます。
by johncomeback (2013-04-03 10:46) 

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