尿路結石による敗血症性ショック~廃用性症候群・過用性症候群 地味にリハビリ進めてます [健康 CIDP闘病 リハビリ など]
「現実はドラマより騒々しく」
3週間メール操作も不自由でありました
今もなお自宅での生活動作復旧努力中。
CIDPの症状ではなく、たった7mmの尿路結石。
2日間ですが敗血症に至りICUから閻魔大王接見は許されず
帰ってまいりました。
⇒結石が停滞し、左腎盂腎炎、25cm長のステント導入の緊急手術後側・背部重く破裂する様な痛みとれたと思ったら…
体、呼吸苦しく、白血球14000(プレドニン服用で元々12000はあった)→18000→3800まで急に低下、
血圧58-48までどんどん低下後は記憶にない(説明記録にもなし)、血糖も下がり、
敗血ショックだの、
A-ライン(Artery-line 動脈カテーテル:手首の動脈からの点滴用ライン)だの、
CV(Central vein 中心静脈:私は頚静脈からの点滴用ライン)だの、
カテコールアミン、ノルアド(ノルアドレナリン 以上昇圧剤)、そして、輸血、などの言葉が飛び交う。その後ICU集中治療室へ移動。
ステント導入術後、2-3時間での急変であった。
夜中に家族呼び戻され、「珍しく」看護師に手を握られ励まされた。
「息しない方が楽なのになあ・・・」と考え始め、薄れる意識の下、
麻酔科医ら少なくとも7人が廻りでいろいろ言ってるのを離れてみてた気がする。
身体中の血管から水が漏れ、血圧降下で?抗生物質が点滴で血管に入って送られて行かないそうだ。
これから、気管挿管のリスクも未だ残ってます、なんて言われてた。
娘、息子まで見に来たが体が全く動かせない。
こんな先生方同時に喋ってたらセリフかぶりすぎ、ドラマなら失敗だよ。
ヤバイのかなあ、… いくらなんでも早いよ。
家族の顔み、闘ってやると生まれて初めて思った、そのあたりから
こんな大勢寄ってたかって奮闘してるんだから助からない訳がないという気がし、
そしたら、本当に、助かった。
点滴チューブやタオルケットに巻きつかれたり、シェーバーが洗面台に何個も並んでたり(何個も持ってきてないと自分に言い聞かせたり)、
パソコンの入力画面が天井に現れ消せなかったり(ネット中毒か)
というような無機質な幻覚をみたりしながらも、後、一般病棟に戻り、
相変わらずの偏った音楽と、いまさらの太宰治作品248編集を読み漁り癒され、
なお衰弱しているのでこんな文を書き、
いずれ、もっと楽しい企画中だった話題をします、
と宣言してひとまずこの長ったらしいくだりはここで終了です。
そして、自宅に戻ると・・・
これまでトイレで行っていた動作のうち、
イレクターシャワーキャリー http://ud-tsuredure.blog.so-net.ne.jp/2011-12-14
+低反発クッションドーナツ型厚7cm 座ると4cm程: 計44cm高
いったん立ち上がり、I棒(ベストポジションバー)に右腕巻きつけズボンおろし
→便座+補高便座やわらか3cm 45cm高 へ座る。
は、できたのですが、用を済ませた後の
便座+補高便座やわらか3cm 45cm高からの立ち上がりができなくなった。
2回成功後したかとおもったら、またできなくなり、
何度かやり直そうと退院2日目午後続けて繰り返したら、4日目まで両太もも痛みさらに力入れられずインテバンローションで鎮痛。
退院4日目 介護事業所担当者・関連福祉用具業者の迅速な対応いただき、
午後補高便座やわらか6cm入手(自費、Panasonic)、便座は46-48cm高となった。
ところが・・・2回成功するがそののち、再び、立ち上がりできず。
身体が忘れてしまった様に力・タイミング出ず。
退院6日目夜、ひと月ほど前、より安全の為にPTの方々と相談し、
自分で原案設計、採寸・詳細設計フルオーダーしていたスツール、
watlle+ (ワトルプラス) http://www.watlle.jp/ より届けに来ていただき設置、練習。
補助介助付きでまず行き帰り成功。
イレクターシャワーキャリー+低反発クッションドーナツ型厚7cm 44cm高
⇔スツール45cm高
⇔便座+補高便座やわらか3cm 43-46cm
ですが、ズボンおろし座ったままできましたが、
上げが出来ずはんけつ状態でベッドでズボン上げ。
9日目までは小は、ベッド上シビンで。
TOTOリフト便座も立ち上がりやすいようにする次の一方法、PTの方、さらに詳細、Lixilや安寿の製品も含めケアの事業所の人から情報もらってます。
訪問PTの方に状況みてもらい、立ち上がり、屈伸少々から始めました。
以上の状態からつい先ほど、ズボン・トランクス上げの要領も見出し、成功しました。
上述、従来のトイレ動作がうまくできず
補高便座3cmから6cmに替えても立ち上がれ(つかまりだち)なくなった。
絶対安静にしていたための、「廃用性症候群」が強いうちに無理して立ち上がり試み繰り返したら2日痛み残りさらにできなくなった、という・・・
これを過用性症候群というんでしょうかね?
強い抗生物質の影響もあるかも。
今後、多くある結石の感染症予防、レーザー粉砕、ステント抜去と
CIDPの治療入院を神経内科の先生とも話し合って進めて行く予定です。
退院後の、指の動作、絵筆の扱いを見ようと、手習い、北斎漫画より。
サブブログに掲載
⇒ http://anadigiart-posoposo.blog.so-net.ne.jp/2016-06-12
大変でしたね。
どんなにかお辛いことか…
かならず回復します。
少しずつ、ゆっくり、ですよ。
どうぞお大事になさってください。
by ビタースイート (2016-06-13 05:43)