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骨折・・・その5 2回目の骨折 part2 2年以上前のことです [健康 CIDP闘病 リハビリ など]

今日の内容は骨折記事続きで前回同様とても楽しいものとはいえません、記録に近いものとお断りしておきます。

では、スタート!

2回目の骨折 part.2 骨折で救急部に夜運ばれてから。

救急部のベッドの上で何を考えていたっけ、何してたっけ。

ここから先、骨折や手術を受け、動けない状況になったことがあるひとには珍しいことではないでしょう。

また、食事時は読まない方がいいかも[がく~(落胆した顔)][揺れるハート]

骨折後3-4時間は経ってるが痛みは続いていて、痛みどめを坐薬でいれてもらい、身動きとれず、導尿の管もいれました。単純骨折なので朝になって整形外科の病棟病室に移ってから担当医、方針が決めるということになりました。ひざ上までギプスで固められ動けない。寝返りも気ままにできない。寝たきり状態。

家族は必要なもの(フラットなおむつみたいなシート(ベッド上便器の下に敷いたり清拭時使用)、蓋・ストローつきプラスチックマグカップ)を24時間営業の病棟売店に買いに行ってもらうよう言われ、その後帰ってもらった。

背の横に枕あてがわれ、一定時間ごとに看護師さんが姿勢変えに来てくれた。

痛み止めか睡眠薬か朦朧としながら、でもあまりよく眠れず朝を迎えた。

整形外科の病棟病室に移ってから、上体斜めまで起こしてもOKだが、姿勢、手・腕の位置によってCIDPに因る手の震えが起き、朝食(普通食)を口まで運べない。

食べさせてもらっていたら(この時限りで後は自助具つきスプーン、フォーク、箸の助で何とか食べられるように工夫)、担当医が来て手術はしないで新しい骨ができて繋がるのを待つと言われた。 Part1に記した様に、単純骨折でズレてない、ステロイド服用中である、病気にとって手術がストレス(?)などが理由だった。

整形外科病室では車いすでトイレに行けない:

 周辺のスペース不足で骨折脚挙げたタイプの車いすで二人病室内のトイレでは進入、その後の移乗の動作ができない。病室の外、廊下の車いす用トイレでは、手すりの位置や便座の高さが、右足骨折ギプス、両手両足力不足の自分には不一致。骨折脚に体重かけないで姿勢保つのもつらく落ち着けない。さらに便座から車いすに戻れなくなってしまい、自分より小柄の、若く、しかし、素早くたくましい看護師さんに救助された。

以後、4週間ベッド上で寝たまま用を足すことになった。おむつではなく、小さいベッド上用の便器。都度、フラットシートでお湯洗浄清拭。換気、消臭、衛生面も怠りなく、おそらく、ここまでできるのは設備、看護スタッフの充実度が高いからだろう。

しかし、排尿は導尿留置で1週間しないうちに尿に濁り、発熱があったか…抗菌剤クラビッドが出され、留置を抜かれ、昼夜問わず3時間置きに都度導尿となった。

ああ…クリスマスイブも・・深夜、誰かの気配が?…「導尿でーす。」…かわいいサンタさんだったら良かったのに。

実際、痛くされないかと毎回緊張です。少しは慣れましたが気持ちいいものではありません。加えて…「看護師の技術向上にご協力を。」若手の実施手順をベテランさんがチェックテスト、何人かに取り囲まれ、ますます緊張。看護師さんも緊張して失敗しないでくれ~痛くしないでくれ~。

後日、テスト1回目ダメで2回受けた看護師さん「おかげさまで合格できました。」…私のがお役に立てて光栄です。

男性の看護師さん、構造良くわかってるからって?、自信持ってあんまりスピードでやらないでください。おずおず、ずるずるやられるのも痛いのですが。私、息を吐いて緊張緩めて、すー、っと2秒くらいで通すのが一番痛くなかった、ですかね。

クリスマスケーキ、スタッフ主催のクリスマスコンサート、元旦も迎え…お節料理、結構いや大変おいしかったですよ、楽しかったですよ、けっして不快では無かった。が、これから一生続くのはちとつらいな、自分をより、よい方向へ持っていかねば…

消灯後も年末のTV、レコード大賞、紅白、こっそり見て、黙認してくれた…ちょっと一緒に観てくれた…もう時効だよね?

リハビリは・・・ベッド上で動かせる足、上半身の衰えを防ぐ、ゆるやかな屈伸から始まりました。これをやらないと廃用症候群:安静のせいで動かせる筋肉・回せる動かせる関節も衰えたり無くなったり固まったり、になるそう。骨折した方の筋肉・関節はギプスの中でこちらは初めどうしようもないのですが、幸い転院前一か月弱で一度ギプスを切り巻きなおしたとき関節の固縮はほとんど無かった。リハビリ室へ移動してのリハビリも骨折から2週間後には始まっていたと思います。リハビリ室までのわずかの距離を車いす自走(手こぎ)。CIDPで握力数5-10kg、腕力も低下している自分には結構・かなりいい運動でした。リハ室では台上に寝て上半身の運動:3-4cmの太さの棒をバーベルの様に寝たまま胸の上あたりで上げ下げなど。ギプスをしてない足は抵抗屈伸他、低負荷で繰り返したか…詳細記録とって無い。

後のリハビリ病院転院後、ギプス外した後調べた時、意外に拘縮や骨折による筋力低下は起きて無かった・・・転院前のどういうリハビリが良かったのか、不明でした。

骨折直後の入院からほぼ一か月後に転院と決まりました。

担当の先生と話を進めていたのですが、自宅周辺の整形外科、リハビリテーション科を持つ総合病院は老人長期療養型であったり脳梗塞専門であったり、自分の難病を理由にここはと思うところはことごとく断られました。入院でのリハビリを受け入れてもらえた転院先は元の神経内科とつながりがあった自宅から20km離れたリハビリテーション病院でした。病院紹介の介護タクシーを用いた転院。介護ヘルパーの資格を持った運転手さん、付き添いの家内と共に、タクシー付属の車いすを使って病室から手順良く移動できました。

この先、転院後のコト、「こんな会社こっちから辞めてやるぅー…ではなかった、自分の退職」から先は、2月末の退職記念日?までにpart3として掲載予定です。


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yes!genesis

Thisisajinさん1100件のnice!
ありがとうございました!
by yes!genesis (2013-02-20 18:47) 

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