嚥下障害、誤嚥 CIDPの症状 [健康 CIDP闘病 リハビリ など]
昨日(2011.12.18)の日経に老化と嚥下障害・誤嚥とその予防、トレーニングの記事。
同日、桂宮様が誤嚥性肺炎防止の手術成功、声は出せなくなるが、食事は口からできるようになるとの報道。
私はここ数年ゆるく嚥下障害、構語障害があることは既にお伝えしましたが、これを機に嚥下障害まとめてみます。
誤嚥しかけ、むせると、誤嚥すると、息を吸うこともはくこともできず、パニック気味。
おおお、こんなことで私は死ぬのかと、なぜか、時間がゆっくり流れている室内の景色、家族をぼんやり苦しみつつ眺めながら数分。病室では看護師さんたちが血中酸素濃度、吸引装置準備・・・までで、嘔吐して、事なきをえたことありました。初めての頃はなんだかわからず、看護師さんに背中たたかれ、さすられながら、「これが誤嚥なのかい???」とひーひー言っていたこともあった。
原因としてあげられること
・CIDPでのどの筋が弱く、鈍くなっている
・老化
・抗うつ薬、睡眠薬
老化、抗うつ薬・睡眠薬は現在の自分には関係なさそうでした。
検査は耳鼻咽喉科、検査部で
ファイバースコープ内視鏡を鼻から入れ、水やヨーグルトを飲み込むテスト。
造影剤の入ったゼリ-飲み込むところを放射線あてながら診る消化管造影検査。
どちらでもこの1年で急激な変化進行は無く、当面、食事の制限なしで良い、
反射は良く、咳、せき払いで誤嚥防げ、出せている。
落ちついてゆっくり、姿勢に気を付け、ながら食事は避けるよう言われた。
で、これまでに私が誤嚥しかけたものを参考までに並べます。
・高野豆腐 これは日経記事にもあり、特要注意と思う。 好きなのに!
・味噌汁 特にじゃがいもの具
・クッキー
・なすの炒め煮 好きなのに!
・ネオーラル25㎎
・自分のつば
・自分の鼻水
・牛乳
幸い、好きな団子、もち系やカツ、肉、魚、骨等は一度も咳き込んだこともなく、かわきもののお菓子、パンが少し怪しい。
ネオーラルは25mgで誤嚥しかけ、50mgはさらにでかく、水を飲んでも、水は先に降りて、のどに止まりやすい。因みに包装は開けづらく私はできず、家族、看護師も同意見であった。包装のカドで指が痛い、ポンと中身飛び出す、出すとつまみづらく、転がって行ってしまう。高い薬なのに、何度か床まで転がり飛んだ。慣れてる看護師さんでさえ、でありました。包材・錠剤カプセル研究してああなったんだろうけど、今まで飲んだ薬のなかで一番飲みづらく扱いづらい。でかくて、吸湿性高く、他の薬と薬局で一包化頼めない。(グラケーも吸湿、くっつく、転がる、の二番手)
プレドニンの苦いのは全く問題ない。
誤嚥防止対策は新聞と医師の話合わせると
・防止体操
・落ち着いてうつむき加減で飲み込む
・水分チューとでるザラツキ固形物食注意
・寝るときは少し上半身高くする
とろみをつける商品をみそ汁にためした時期ありましたが
・だしの味、強くですぎ、だんだん飽き、だんだん不味く感じられるようになった
・他の食べ物でも誤嚥するようなので、ヤバそうな時は味噌汁は(塩分、血圧にも良くないので)飲まない。全体注意して食べる、で対処、とろみつけるくらいなら食べない。
・とろみのある、あんかけ焼きそば、のどに刺激の少ないカレーライス、シチュー、マーボーなど、食べる好きになる。
介護食には障害レベルでいろいろありますし、いろんな栄養の取り方あります。
リハビリ、トレーニングもいろいろあり、入院中、同室の難病の方、脳梗塞の方、
それぞれの方法で取り組まれてました。
後戻りできない道ばかりではないようです。
とりあえずこの段ここまでにしますね。
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