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先入観のかたまり & おともだち [健康 CIDP闘病 リハビリ など]

「先入観のかたまり」

「Prejudice ぷれじゃでぃす」
 先入観。大学受験でお世話になった「試験に出る英単語」=「でる単」にも載ってた単語です。
 人は皆、先入観のかたまりだと思います。そう思っていたほうが気が楽です。
よくでる単語ですから、ひとがよく持っていることです。
近頃はやりのネット詐欺とかおれおれ詐欺、訪問販売詐欺などはもってのほかですが、
見舞いに来られる方々、家族、親戚、友人は誰も悪意があって近づいて来るわけじゃない。
でも先入観は持ってます。
 少しでも励み、慰めになるように本、お菓子、お花、お見舞いに持ってきてくれる。
不自由なんだからこうしたら助かるだろうな、ありがたいだろうな、と考えて、
日常の動作、歩く時、ドアの開閉、食事など、手伝おうとしてくれる。
 うーーーそうじゃなくて!!って感じること、ときに身の危険を感じる時も。
 自信持って助けようとする人も怖い。
障害を得て初めて感じたことは、「手、足が不自由になるってこういうことだったのかー!
わかんないよな、なってみないと絶対わからないよ」。
 そんなことばかり気になった。
 でも、それでも、「ありがとう!」っていう言葉で返せるようにしたい。
 いつの間にか見えない壁ができてしまう、つくってしまう。
 本当に困っていること、不安なこと、障害以外の病気で差し控えていること、
好きなこと、嫌いなこと、趣味の違い。
 結構細かく話さないと分かりあえないことありますよ。
 この病気で障害を得なければさらけだす必要のないことまで。
 自分の知識、経験を尺度にした先入観をもってして行動するのが人間だ、
お互いそうなんだ、と気づいた時、楽しくさえなると思います。
 私は、上みるな、下見ろ、贅沢や貧しさを羨んだり嘆いたりするな、という、
江戸時代の年貢取り立てのための農家に向けたことばをなぐさめに言われたことがあります。
もっとつらい思いをしている人はいっぱいいる、とか、あなたはおおげさとか、
ずっと痛くないなら良かったとか。
 でも、それは個々の病気のつらさ、障害のもどかしさを知らない人、忘れた人の言い方かなと思う。
そういう人にはどうしても心を閉ざしてしまう。話したくない。会いたくない。
 でも、やっかいなことに、たいてい、家族、親せき、身内にいたりします。いや、どこにでもいます。


さらに過激に言わせてもらえば・・・

 今思えば、自分がまだ、現状を、障害を今より受け入れていない頃のことでした。
 何回目かの入院治療中、作業療法士Oさんに車いすを押してもらい、病棟内を病室からリハビリ室へ向かう途中。
 エレベーターホールでエレベーターを待っていると、他の患者さんの見舞いに来られた初老の婦人と娘さんらしき人。 
 私を見るなり、「まあお若いのに大変ねえ・・」。娘さんはあわててたしなめるように、「お母さん!」。
 なぜかその時ほど腹が立ったことは無かった。
 「うるせー、くそばばあ、あっちへいけ! おまえだって明日はもっと大変な病気になるかもよ」とののしり、杖でばばあの頭が割れるまでぶちのめして、
は、いない・・・
 「ええ、まあ、大変ですよー。」で次の瞬間は無視したふり。
 「Oさん、今日はリハビリ室も暑いかなあ?」。どうしてあんなに腹が立ったのだろう? 
 自分の心構えというか、覚悟ができていなかったから? 
 老婦人の好奇心と憐れみと上から目線的余裕の雰囲気が感じ取られたから? 
 まあ、私が普通に立っていれば、まずそんな風に声をかけないでしょ。


 しかし、一方で、今の自分だったら、そのときより、手も足もより不便になってますが、
同じ様に話しかけられたら、
 「ええ、そうですね、今日はどなたかのお見舞いに来たの?」
と喜々として相手に話題を切り返していると思う。
 障害が重くなったここ何年かは人との会話に飢えている自分に気付きました。 
 障害は舌が重い様な、疲れるようなしゃべりづらさも起こしています。
 落語やコントに登場するお酒で酔ってろれつがまわらない、それよりかはましな微妙な障害が起きています。
 舌を動かす体操の様なリハビリも教わりましたが、しゃべりそのものも訓練になると考え、
入院中もできるだけ人と話せるようにしたい、人との会話は精神衛生上も絶対良いのだからと、
そんな当たり前のようなことを看護師さんに申し入れて、医師、看護師、看護助手さんたちと雑談もさせてもらいました。


「おともだち」
 病院のスタッフの皆さんと、しゃべりの訓練と称して、趣味の音楽や文学、学生時代の勉強してきたことなど話していました。 それはそれで楽しいですが、患者さんの中でも、話相手は何人かできました。
症状のこと、検査のこと、趣味のこと、街のこと・・・
でも、食堂で食事ができたころのあるときのこと、話しかけた男性の患者さん。
今思うと、嫌そうだった。
そういう性格か、ひとりで食べたかったか、私のこと好きなタイプじゃない…。
ごめん。自分も先入観もって近づいてた。
 女性のほうが、話好きの人が多い、でも、輪ができてると入りにくい。
手伝ってくれたり、お菓子くれたり。
ありがとう。


 次回はまた趣味のアップか、な。

タグ:CIDP MS 闘病記
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「こけた」 CIDPの症状の進行 [健康 CIDP闘病 リハビリ など]

「こけた」

 炎天下テニスから3年後:会社の階段を下りていた時、突然、踏み外し2,3段滑り落ちました。
それだけでけがも無く済みましたが。原因は?
 ・ひととしゃべりながら降りていた。
 ・足元をあまり見ていなかった。

でも、普通、考えないでやってますよね。それまで意識しないでやっていたことができなくなる、
これがはじまりでした。

 
階段で次の段に足を下ろしていく感覚、要領、位置が定まらない。
 一度これを経験してしまって怖くて手すりに触れないと階段上り下りができなくなっていきました。

 大学病院に検査入院。この、初期の、病気の診断がつくまでの検査と入院エピソードはいずれ別に。

 ここでは更にその後、入退院を繰り返し、障害が進行する部分を「足の障害」中心に書き始めてみます。

力が無くてできないというのとは、また別のこと。
でも、やがて、感覚の障害も運動・力の障害も両方、両足にやってきました。
 確か、手に不自由は未だ起きていなかったと思った。
 足の力が入らない、重い。革靴で歩いていると、やたらパタンパタン鳴ってしまい、
前を歩いている人が振り返る。
 階段の上り下りが難しくなり、辛くなりエレベーター、エスカレーターを使うようになる
と、ひとは、「体に良くない」、「足腰衰えるぞ」、「健康のために階段を使いましょう」
とおっしゃる。
 車いす使用でない限り障害は辛くないと思ってるなと感じました。
 歩かないから歩けなくなったのではない。
 歩けなくなってきたから歩かないのです。
 これも甘いのだろうか。


ひざ、足首周りのサポーター、テーピング、参考本も買って、やってみたが、
一時的に良いかな?、と思っても、やはり、無駄だったと思うものばかりだった。
 テーピングの本はある特定の商品を売らんがための本で、ある先生、
団体、メーカーのもうけ企画に映った。
健康食品と難病克服本の企画と同じようなものと感じた。
 あのとき、リハビリの先生や理学療法士さんと相談できたらよかった。


 
駅から家まで歩いていたら次第に足が重くなり、上がらなくなってきた。
途中、コンビニで買い物、ごまかしの休憩。
日に日に辛くなり、別駅まで自転車通勤にした。


 
自転車は気持ちいい、こどもの頃からサイクリングも好きだった。
 しかし、ペダルを踏み外す、ペダルが重い、停止時、かかとを浮かして足を下し、
立ち止まることができない。
サドルを下げ、足が地によくつくようにしたが、今度はこぎにくい。
バランスを崩すと、地に足をつけて踏ん張れなくなってきた。
そのまま、横に踏みとどまれず、全身転倒。
後、ヘルメット、気に入ったの選んで買ったが、使うより前に乗れなくなってしまった。
ああ、無駄遣い…。今でも頭部防護、避難用(無いよりましだろう)に置いてあります。


 
バスと電車の乗継に変更する。
できるだけ、近いバス停の路線を捜し、通勤経路を変えざるを得なかった。
バスや電車、乗り物好きで、それはそれで、違う景色、車両、人、空気、楽しさを感じた。
 バス停にバスが来ても、そこに見えてるのに、走れない。
 運転手さん、他の乗客の方、朝、定刻、忙しいのに、待ってくれた。
 暖かさを感じた。ありがとう、ほっとできました。
 バスのステップ、手すりなしでは上がれなくなってきた。
支払い、遅くて、でも、運転手さん、待ってくれたり、手伝ってくれた。
 席を譲られた。


 バス停にじっと立っていられなくなってきて、バス停そばから最寄の駅までタクシーを使うようになった。

 
満員電車で他の人より揺れに耐えられ無くなってきた。
つり革につかまっても辛く、他人の手を電車が揺れた拍子に、
つり革のプラスチックの握り手と近くの握り棒とに挟んでしまい、おもいきり顔面にひじ打ちを喰らわされた。
駅で降りて歩いているうちに気分が悪くなり、歩けない…、マックに寄って休憩しても、ダメ。
会社に足の痛みなどで、休むことを伝え、タクシーで帰宅、
ふて寝したか、パソコンで遊んだかな。
 翌日、上司からは明るく、軽く、「出社拒否症かい?」と、言われたが、仕方がない。
 社食に行くのもかったるい。
 この頃は、スーツ、革靴の会社員、装具も杖も使っておらず、
外見、足を引きずっているように、も、見えるかな程度でしたが、歩みは遅くなっていた。
人からはあまり重い病気には見えなかったでしょう


 
後ろから追い抜かれ、抜かれるのに邪魔にならないように、
通勤に急ぐ人の流れからはずれ、対向の人からじゃまだといわんばかりによけないで突進して来られ、避け切れず、けんかになりかけたこともあった。


 
まるで会社生活みたいだな、歩くのって…。そう思ったころから、
会社の仕事が、辛く、つまらなく、暗く感じ始めてしまった。
 創造的な仕事、学生に人気の企業。健康面に問題あれども、
意欲とアタマがあればなんとかなるって励まされてきた。
 いい案、企画を期待された。かなりのサポート。いい待遇なのだが。
 まわり、みんな優秀、一応理解者も多いのに。
 でも、企画は「絵」、自分で行動、実践できないと辛かった。
 可能性あるかないか、も、試せない、人に頼めない、頼んでも、先が見えず、
現状の、従来の仕事が重要で、新企画は現実困難だった。
 事務的なこと、細かいこと、歩き回らないとできないこと、
過去の自分の責任ある仕事の不備でも、自分ひとりで行動修復不能になってきた。
 忙しい人ばかりで、頼んでも、自分のペースで事が進むことがなくなってきた。
 一方で、遅れ、状況を知らない電話の向こうからは困惑、いらだちか感じられた。
 こちらからの電話も同じように辛いものになってきた。


 
薄暗い更衣室のロッカー前で、片足立ちで作業ズボンに履き替えられず、
遅れ、一人、うっすら痺れ始めてシャツのボタンをつらく感じ始めた手に一日の開始は重かった。


 
MSと言われた症状からCIDPの症状が主となっていると言われ、
ステロイドパルスという強力な治療法から当時CIDPに保険適用された
新治療法IVIGを試みたらと、切り替えることを主治医に勧められ、
治療入院はひと月程あとから始まった。


会社勤務が辛いと思いだしてから、10年以上我慢し耐えた、
 いや、ごまかし続けたのだろうか。

今日はここまで。

続きを読む: 2016/10 追記とリンクです!


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CIDPの症状の進行 「指・手、上肢の症状・障害を中心に」 [健康 CIDP闘病 リハビリ など]

CIDP 症状の進行 指が動かなくなってきた」

以下、医学的に誤り、誤解あったらご指摘下れば幸甚です。
と、甘えさせていただき、スタート、今日も少し長いですよ。


手、指が動かなくなってきた、手袋型に痺れも出、感覚も鈍くなってきた。

 
手にわずか痺れを感じ始めたのは10年以上前だった。
 そして、ワイシャツのボタンが留めづらくなってきた。
 ボタンがはずしづらくなってきた。


 
握力は左右30kg以上はあったのが
15kg→10kg→そして5年前には5~6kg、
今は悪い時、3~4kgです(2016現 400-500g)。 
 なんか信じられなくて、10kg以下の握力は子供用ので自宅でも測定、
グリップの幅、握り方、指の掛け方、姿勢、回数、休憩、影響あるから、
何とか大きく出せないか、
いろいろ試みましたが、やはり、その時、最良の値で、上の通り。


 
指先の動きは指先の筋肉ではなくて、腕の筋、神経の影響だそうで、
小指&薬指と中指、人差し指、親指とは別の神経が動きを司る。
小指、薬指は尺骨神経、中指、人差し指、親指は正中神経。
 昨年の検査だったか、尺骨神経が正中神経を補っている、などと言われたことがあった。
 左薬指動かそうとすると、人差し指も動くのはそのせい?
 現在の動作、作業に、なんか使えそうだが、パソコン動作には応用していない。


 
先にも書いたのですが、足も立っているのにおぼつかないので、
更衣室でスーツと作業服の着替えが困難になってきて以降のことであった。
ここは不便なことクダグダ後ろ向きに書いてやるー。


薄暗いと物を探れない、ポケットのカギを探り出せない、車や玄関ドアを開けられない。
 不安定な立位でなおさらである。
 ドアノブが回せない、カギがつまんだり、回せない、普通のトイレに入りづらくなってきた。
 新聞を持って広げられない、めくれない、本を持てない、めくれない(いろいろ手はあります)


 
ワイシャツのボタンについて、「マジックテ-プの市販のシャツがある」
 「ボタンは見せかけにして、テ-プつけたら?」「ネクタイも便利なのがある」・・・
 マジックテ-プの市販のパジャマ最近着てみましたが、着心地悪く合いませんでした。
 いままでのお気に入りのシャツ、思いでのネクタイ、スーツ・・・捨てるか?
 これからも選ぶ余地なしか? 
 着せてもらうか?、スーツは着ない主義にするか?、あなたならどうしますか?


 
選択の余地がだんだん狭まり始めてから10年経ちました。
今、パジャマの大き目のゆるいボタン、指ではずす、ボタンエイドでかけること、好調ならできます。
 リハビリのおかげだな。
 UNIQLO、Eddie Bauer、自分に合いそうなものをネットでゆっくり見られ、お世話になってます(宣伝費なんてもらってないよ)。
 まだまだ、楽しめるな。


 
パソコン周辺機器等、手が不便になってきてから、随分いろいろ試し、
いくつかこれまで便利グッズとして紹介しました。
 長文は音声入力が良いかなと、Dragon Speaking というソフト、試したこともありましたが、
   ・音声認識に、同じ人の声で、訓練が必要。雑音入るとダメ。
   ・ヘッドセットの接続、着脱、ソフト呼び出し、立ち上げ。
   ・英語文入力不可のバージョンを使った。
   ・入力、認識ミスの修正やカーソル、段落の音声命令。
これらの部分でえらく手間取る。
 まだ、両手、人差し指、中指立て、手の腹をハンドレスト(合うの見つけた、ゲル入りぷにゅぷにゅ)に置き、なんとか打ち込める。
 ハンドレスト無いと、たとえば、「F8」「T」「BackSpace」キーなどを中指でたたこうとしたときに、手の腹が「無変換」「カタカナ」「スペース」キーあたりを押してしまいミスタッチとなってしまう。腹を浮かせたまま打とうとすると、手が震え、うっかりするとバンバン!ってキーボードを自分の意志とは関わらず叩いてしまう。
 これによる操作ミスで、ファイル消去、思わぬところへの移動、必要ないファイルコピー、仕事仲間に迷惑かけた。
 今、一番良く使っている入力方法は、上記「パームレスト+中指、人差し指」に加え、

「スクリーンキーボード+右手でマウスカーソル移動+左手でテンキーパッドのクリックボタンあるいはもう一個のマウスのボタン」です。

 後者はエレコムテンキーパッドの紹介で書きましたが、今現在も、テンキーパッドのクリックボタンはクリック感(音も)無く、へたりながらも使え、続けられています。


 
戻りますが、音声入力は、発音、構音障害、
せき(つば誤嚥、のど炎症、逆流性食道炎、誤嚥・嚥下障害はCIDPに原因するのだろう
といわれたのですが)があると、さらに誤認識多くなり、指のリハビリにも、指入力に戻した(戻せた)。


 
手の痺れは、指の動きの悪さより先に現れた。この数年、増悪してるかなというときはよくわからない。
初めは、
 1.両手指、手のひら、甲のもわっとした痺れ、麻酔の注射のような痺れと感覚の低下
 2.手首の痩せ
 3.ボタン掛けづらさなどの運動障害


再発増悪が繰り返されるうち、
 4.上の1.2.3と前後して親指付け根腹辺りの肉痩せ
 5.痺れの増大、触られると増強するジンジンした痺れ(パレステジー)
 6.腕、二の腕への痺れの進行
 7.腕、二の腕、肩(?)を持ち上げる筋力低下
が起きるようになって今に至っている。

 今、パソの前で確認すると、相変わらず、位置によって手は震え「パパパン、バンバン!」動くし、
指先、両掌、ほとんど感覚ない。
 目やパソコン画面で、入力を確認できている為、打ち込めている、という感じです。
 腕の痺れは弱くなり、感覚も再度現れてます。
 二の腕は正常に近いかな、というところを保て、
最近のIVIG治療が増悪が進まないうちのつもりが、遅れたにもかかわらず、
二の腕までは痺れなどが進行していないうちに始められたおかげかな、と思います。


 
ただし、現状は増悪、急性期治療のIVIGのおかげだけではありません。

 1.IVIG後の回復、緩解(?)期の内服ステロイド、免疫抑制剤(ネオーラル:シクロスポリン)
 2.リハビリによる日常生活動作ADLの低下防止、体力低下防止、ストレス低下


 
今後、それぞれについて、どれだけ書けばいいか、
記録のためだけだったらブログ公開しなくてもいいし、人それぞれだから参考になるかどうか。
手元で消失させてしまうより良いかと、気を取り直して、キボードたたいてます。


 
ずっと前から、キーボードのブラインドタッチ入力はタイピング練習本(!)でやっていたのですが、
それほど速かったわけではなく、思えばむしろ今が、最速かなと、思えるくらいです。
 他のリハビリや日常生活動作訓練もそうですけど、
いろいろ、諦めないでやってみると道は開けるし、
結構、あーだこーだやるのは楽しい(人よっては)です。 あれ、なんでもそうか!
えらそうに言わせてもらいました。
 ただし、自宅やリハビリをする病院で。


 
しつこく付き合ってくれた(くれている)家族、看護師さん、 
作業療法士さん、理学療法士さん、ヘルパーさん、感謝です。


 
次回は、話が戻り、MSかCIDPか?の頃や、受けた検査、片っ端から紹介の段にしていく(つもり)です。
ティランジアの仲間、残りもいるし、語りたいコトあり。


一応、原稿書いてから、コピペ、アップしているのですが…
私、もう、指、疲れました。が今日のオチです。

 今日は仏滅です、ふふふ[がく~(落胆した顔)]


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CIDPの症状の進行 「指・手、上肢の症状・障害、構音障害」 追補:構音障害の克服 [健康 CIDP闘病 リハビリ など]

「CIDP 症状の進行 指が動かなくなってきた」

ここは不便なことクダグダ後ろ向きに書いてやるー。の、追補。

今、慣れてしまい、すっかり書き忘れた。

 食事がしづらい。
 自助具無しでは口に物が運べない、と、いうのは・・・
 はしが持てない、使えない、テーブルから取り上げられない。
 スプーン、フォークも握りが握力、指先力無いので、滑ったり、ずれたり、回ったり、
 食べ物がすくえない、させない。
 お椀片手で、両手で持てない。汁物、具と、汁、もう片手で、箸などでつまんだり、分けたり、
 なんて、芸当、お作法、お行儀よくなんて、できませんわ。

 手が揺れるので、すくえても刺せても口に運ぶ前に落としてしまう・・・あわわ。
 

 行儀よくと、人にもうるさかった自分が、まともに、食事ができない。

 
これだけで、うろたえ、自分ののどにフォーク刺してやるなんて考え、
 でも、それさえできず、
 癇癪(かんしゃく、って難しい字)おこし、コップすっとばしたり、
 (かなり無理して)いす蹴り飛ばしたりした。


 
様々な工夫を試み、落ち着いて食べられるようになったのは、
 周囲の方々の助けと、食欲に対する執念。


 
滑らない器、側面の高い器、箸、スプーン、グリップ、スポーク・・・
 以前紹介した箸の助だけでなく。

 自分で、家族と、作業療法士の方と、自分のお気に入りみつけましょう。

 
今、注意していることは、
 机から直に近い距離でこぼさず食べようとして、前かがみ、姿勢悪く、動かしたり。
 せき、誤嚥のきっかけとなるので、落ち着いて、静かに食べるようにしてます。
 ワイワイ楽しく、[ビール]はできません。


 パソの
音声入力は、会議の記録、会話の記録、文書化には使えない、混声はまったくダメである。
あくまで、同じ人の、同じ調子の、音のタイプを雑音無しでコンピューターに学習させる必要がある。
ゆっくり、とか、コンピューターの認識には重要ではない。
学級う*こを学級文庫と指定すれば、文庫と入る。
うまく発音できなくて良いわけだが、
せきこみ、長時間同じ調子でしゃべれないので、私は練習を止めた。


 
手の話から、構音障害にそれてますが、
「ぱたか」が「ぷあたくあ」となったり、が、短時間発作的に現れた初期の頃と、
2011.12現在、4,5年前から舌が重く、疲れやすく、流暢だったり、
ろれつが回りにくいときがある状態であることを
補足しておきます。

 そしてこれもST(言語聴覚士)さんとの
リハビリで改善しています。
 →2016.10現、3年くらい前より、よくしゃべれるようになり、今全く違和感無く会話ができます。

 ST(言語聴覚士)さんには個室で1回教わっただけですが、発音、口内、舌、唇、あごの運動を、一日に3-5分ほど、×数回、毎日繰り返した。


 気がついたら、家族に、「うるさい!}といわれるくらい、自分としてはフツウに戻れた。 

 うれしくて、トイレで一人、泣けた。


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MS CIDPなどに関係する、神経内科の検査 と、アロマやりました、です [健康 CIDP闘病 リハビリ など]

111204_okou2.jpg
ラベンダーのお香でリラックス。
リラックスしすぎ?

お香は写真の様なのと、アポロチョコお焼香みたいのとかあります。
ヒノキの香りとかも使います。
私は浴びてもむせたりしません。


えんらえんらという煙のお化けがいたなあ、などと思いながら、
煙の流れを見ているのも楽し。


煙の拡散を物理学するも、また楽し。
妖怪の科学、東洋大学創始者、井上円了先生の講義聴いてみたかったなあ。


以下は続いて病気のお話の続きです。

「先生いったい何でしょう?」

歩いているとすーっと体が軽くなるような感じが起きたり、
ひざかっくんが起き怖くてしょうがない。
 初めて神経内科の診察を受けたのは20年以上も前のことでした。


診察は今までの経緯の問診から始まりました。
 家族のこと、理科系でしたから学生時代の実験に使った薬品のこと、
事故で頭を打ったことはないか、
「症候性てんかん」の症状に似ているようなので。
そのとき、初めての脳波、MRI、CTでは異常なし。


「いろいろ検査受けました、受けてます」

「MRI 脳・脊髄(頸椎・胸椎・腰椎)」
マグネチックレゾナンスイメージング 磁気共鳴画像診断 
 放射線じゃなくて簡単にいえば電磁石の中に身を置いて体内の水分子とかの原子核の
挙動の違いをコンピューター画像にする。
 コピー機みたいにスキャンすると体の輪切りがカラーで細かくみられる。
 放射能技術の極みであるCTスキャンより細長いトンネルに頭から寝て入れられるのですが
頭の先、足はすぐ外なので大丈夫。
 と、いっても、閉所恐怖症で拒否る人もいる。父も別の病気検査で拒否した・・・
 「大丈夫だった―」って言ってたヒトもいたよ。


 とにかく、コンコン、ビンビン、ビキッビキ、ジージー、スッコン、スッポン
笑ってしまうくらい(笑って動いたら駄目よ!)うるさい。
 ロックやテクノ好きの私は好きで、じっと寝てればいいので考えようでは
楽な検査です。
 ヘッドバンギングなんてできないし、してはいけない。
 同じ音を、シンセで再現したら、とか、ろくなこと思いつかない。
 「MRI」という曲を作ろうかと思っていたが、
誰かに先を越されるだろう(いいや、そんな人いない)。


 耳栓を使いました(ちゃんと用意されてます)。
 脳を見るときは動かないように固定される。
 特定の目的で造影剤を注射することがある。
 誓約書や、気持ち悪くなったり、事故予防のためのチェックがあるので、
あらかじめ担当のお医者さんに目的や意義を聞いて置きましょう。
 時間がかかる。30分―場合によってはいろいろやって、2時間かかったことも。
 造影剤の有無、相当前だが、心臓の動きがじゃまなので、
差を取りながら測定されたこともあった。
これで時間がかかり、腰が疲れた。
 巨大な磁石を使っているわけで、鉄を含む金属、磁石に
くっつくものを持って行ってはいけない。
 カードや磁気で影響されるものなどもポケットに入れ忘れたりしないよう、
技師さん看護師さん、検査の人の注意事項をよく聞きましょう。
 さらに、結果は?
 MSだと、造影剤による強調画像で脱髄斑が見られる、こと多い、か、こともある、か?
 過去の症状でも、症状と一致する脳の箇所に「病気の焼け跡」が見える、ことあり。
 読影はプロでも難しそうで、見せてもらっても、解ったり、解らなかったり、
 自身の輪切り、中身、リアルに見られる良い機会ですが。


 この他受けた検査。
「脳波」
「アンギオ DSA」
「神経生検 バイオプシー」
「脳CT」
「ミエログラフィー」
「筋電図 針筋」
「体幹感覚誘発電位 (SEP)」
「神経伝導速度 伝速」
「視覚誘発電位(VEP)」
「磁気刺激検査 磁気刺激による誘発筋電図」


 表現が統一されてなくて済みません。
こんなに必要か、と思う人もいれば、これでは、不足と思う人も
いるでしょう。
 眼科や内耳前庭外来、精神神経科の検査も受けました。
 色覚検査、認知症、うつのチェック、ロールシャッハ検査(?)、
 間違え探し・・・


 診断に、他の病気の可能性を限りなくつぶしていく、現代西洋医学の基本なのでしょう。

 神経内科の病気が疑われる時、問診触診・検査にすごく時間をかけてくれます、かかります。
 これはもう、やってない・イケてない検査、は、よろしければお教えください!
 調査確認勉強不足かも、ですから。


 いいかげんなことは書けないし、人の文、切り貼りはしたくないし。
 人気者のゴーストライターではないし、
 言い訳したくないけれど、偏らないように監修の先生いないし。

 
「検査の道具、他」

懐中電灯・ペンライト(オタクファンじゃねーよ)、点検ハンマー(?反射を診る)、
針ちくちくつんつん、音叉(聴覚、振動・深部振動覚、冷温感)、
べろ・のどおさえベら(「おえっ」て反射テストやる)、
くすぐり筆、ハケ、ティシュなぜなぜうふふ感覚、
こすり・ひっかき道具(足の裏ババンスキー・バビンスキー反射)
 力比べ…



以上のMRI以外はまたいずれ。

 不安なことはお医者さん、看護師さんに、関係者に、訊くこと言うことためらわない!

 これだけはえらそうに強調しておきます。

 今日は脊髄ガエルと猪木が延髄切りや腎臓やぶり技のプロレス
戦ってるむちゃくちゃな夢見そうです(期待?)。

 セキヅイガエル知ってます?
 ふっふっふ。
 今日は仏滅、寒い雨

 ってなんか七曜にこだわってるなあ。

 今日はまずここまで。
 元気続けばもう一段。
 次は久々に「おいしいもの」か
 「ティランジアの仲間たち」
 にしようかと。
 
 肩こり防止、ストレッチ、少しあばれて?きます。


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