実存　UD徒然草：UD 徒然草：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

実存　UD徒然草　[日記　思いつきメモ] [編集]

図らずもである。フリーになってから、大海に放り出されぽっかり浮かんでいるような気分である。気分であって、まるきり困っているかといえば、実のところ周囲の支援、公的機関、退職した会社等、いろいろお世話になっていて、助けられてるわけで、おしゃべり男はもてないわよとか、では、自分はだまっておとなしくしていろ、はい、で気の済む性分ではないのがやっかいなところ。

徒然草の兼好法師が好きなのも、説教くさい「高名の木登り」ではなく、女子の生足見て雲から落ちる仙人や法事で人妻に言い寄られる自分を描く、「いいかげん男」的いや、ぶれていそうに世俗をみる、描く凄さと楽しさがあるからである。

では、今一番困っているのは何か、Blogに書いてない、実に多くのひとと共通したことであろう、年老いていく親を中心にした問題。

他の仕事・趣味についても同様であるが、ひとたび能動的に動こうとすると、とたんに、身の不自由さと、世間のUD、なんちゃってバリアフリーのひどさにぶちあたる。

結果、どうしても必要最低限プラスアルファに自らの行動に制限を掛けざるを得ない。堂々としろ、お手伝いします、と無責任な人ほど言いがちなことを当事者は見抜いている。東京23区間、神奈川市間、首都圏近隣での福祉格差さえ唖然とさせられ、保育、教育や天災、事故、薬害、公害対応のまずさは「一生懸命にやっている」人たちには申し訳ないが、「一生懸命にやっているつもり」の人たちによってどれだけ「一生懸命にできない」人たちが疲労困憊不利益をこうむることか。

ふんぞり返っているのがお役人の体質で、「おねがいしますだお役人様」と申出、伺い、行かない限り埒（らち）が明かない（行ってもたらいまわし、書類時間かかる、1度じゃまず済まない）のが各役所のHPの福祉の状況、案内みてもぷんぷん匂ってくる。寄り添って話を聴こうとする気が無いな、見えない。功名心旺盛な党略政治家に圧力かけてもらうのも癪で、へそまがりの自分は集団正義の味方団体さんも嫌いなので救い難いさらなる少数であろう。

こんな不満、SNS、携帯、パソコンもなく、せいぜいマイコン、やっと関数電卓、おてまみお葉書お待ちしてます中心の高度経済成長、バブリーなその後、元気さうなあの頃とあんまり変わらないじゃないの、世の常なのねと気づいたふりをして、ようやく毒キノコのようなBlogがかけたわい、と自己満足し筆を置く（古い表現）。

誰にも読まれず、読まれても共感されず、閲覧者ゼロになるんじゃないかそれもすごいかなどという現代的恐怖も味わいながら、一方で、ちょくちょくおしつけがましいこと無しに読んでくださる方々にドキドキしながら感謝の小心者なのだ。