お雑煮には [おいしいもの かな?]
今日はお正月らしい話しましょうか…
東京の雑煮には芹?三つ葉?小松菜?
芹といえば、足立区扇近辺を自転車で訪れた時のことを思い出す。
昭和50年台前半、すでに宅地化がすすんでいたが、荒川に近い扇地域は農道を舗装、その脇を用水がながれていた。東京都区分地図で確かめながら走っても、曲り、Yの字に合流や分岐する道は知って歩く人には便利かもしれないが、よそ者には迷いやすい。
それを楽しみながら、足立姫ゆかりの性翁寺をお参り後、ふとした住宅の間、垣根の向こうに芹田をみつけた。
寒い時期に芹田用の下駄(?)を履いた農家の人が水に浸かりながら収穫する様を紹介していたポスターを都営バスの中でみたのがきっかけだったのでやっとみつけたという感じだった。
もう、扇には芹田は無いのでしょうか(未調査)。
芹は若干えぐみのある香草で、練馬の実家では雑煮に芹、志茂の実家では三つ葉であったが、どちらも風土に根差したものではない。
うちでは近年、スーパーで手に入る、「きりたんぽ鍋」で、やたら芹を食べていたが今冬は食べていない。
香草、セロリ、パセリ、クレソン、ワサビ…どれも家族の嗜好と関係なく、遺伝もなく、好きな食材です。
春の七草のひとつでもあるセリの画像は素晴らしい写真のサイトからいただきました。
山本純士氏「季節の花 300」より http://www.hana300.com
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